新婚旅行は、ふたりの最初の大きな冒険

日曜日、大好きな甥っ子の結婚式に出席してきました。
とても素敵なお嫁さんで、久しぶりに心があたたかくなる時間でした。

最近は結婚式を挙げないカップルも増えていますが、私は娘にはぜひ経験してほしいと思っています。
お宮参り、お食い初め、初節句、七五三、成人式、そして結婚式──人生の節目は、あとからでは取り戻せないからです。

そしてもう一つ、新婚旅行もぜひ行ってほしいことのひとつ。
「お金が貯まってから」と言っている間に、子どもができてタイミングを逃すこともあります。だからこそ、少し無理をしてでも行ってほしいのです。

ところで、みなさんは新婚旅行の行き先、どうやって決めていますか？

生まれ育った環境も違うふたりが、長い時間を一緒に過ごす旅行。意見が食い違ったり、ケンカになることもあるかもしれません。
私たちは結婚18年を迎え、ようやくお互いのことがわかってきましたが、新婚の頃はぶつかることも多かったです。

海外旅行では、言葉や習慣の違い、トラブルなども多く、相手にイライラしてしまうこともあるでしょう。
でも、それは「相性が悪い」からではなく、誰と行っても起こることです。

大切なのは、どちらかが我慢して行先を決めるのではなく、ふたりが納得して行き先を決めること。
「本当はあっちに行きたかったのに」なんて言葉が、ケンカのときに出てこないように。

新婚旅行には、大きく分けて2つのスタイルがあります

① ハワイなどリゾートでのんびり過ごすタイプ
② イタリアなど観光地を巡るタイプ

どちらにも、それぞれの良さと注意点があります。

① リゾートタイプ

メリット：
・ゆったり過ごせるため、ストレスが少なくケンカになりにくい
・自然に囲まれて、非日常の癒しを感じられる

デメリット：
・「子どもが生まれてからでも行ける」ため、新婚旅行でなくても良いと思ってしまうことも

② 観光タイプ

メリット：
・子どもが生まれると行きにくい場所に、今のうちに行ける
・平日の安い時期に、「新婚旅行」という名目で長期休暇を取りやすい
・歴史や文化に触れる充実感がある

デメリット：
・移動やスケジュールがハードになりやすく、疲れてイライラしてしまうことも

ちなみに、我が家の新婚旅行はスペインでした。
美しい街並みと美味しい料理、情熱的なフラメンコ…思い出がたくさん詰まった特別な時間でした。

当社では、おふたりのご希望を丁寧にヒアリングしながら、
お互いの行きたい場所、行きたい理由、よーく話し合ったら、二人の気に入るどこかいい行先が見つかるかも。

また、天気は旅の満足度を大きく左右する大切な要素ですが、自分ではコントロールできないもの。
とはいえ、雨の多い時期を避けたり、湿度が少なく過ごしやすい季節を選んだり、暑すぎない時期を選ぶことで、快適な気候に恵まれる確率をぐっと高めることができます。

また、「行きたい場所に合わせてベストシーズンを選ぶ」のか、
それとも「行ける時期に合わせて、過ごしやすい場所を選ぶ」のか──
そんな視点から、旅行の時期や行き先を決めるのもおすすめです。

ふたりにとって、一生の思い出になる新婚旅行を、一緒に考えてみませんか？